『朝ら～特集①』長尾中華そば　仙台名取店【名取市】

とにかく目立つ！国道4号線沿いにあるらーめん屋！（の、隣にあるクライミングジム！）

国道4号線を岩沼方面から仙台市へ北上。

名取市本郷焼野にある国道沿いのお店、『長尾中華そば　仙台名取店』さんへやって参りました。

時刻は朝の7：00！

そうッ！！

朝ら～なんです！！

朝からら～めんなんです！！

この長尾中華そばさんの特徴は、なんと言っても“ニボシ”!！

青森県に本店があるお店で、東北で言えば青森県以外ではココ宮城県名取市にしか店舗はありません！

東北以外では東京都千代田区神田にも出店しているみたいですね！

とにかく目立つんです！

何がって？このお店！

・・・・・の隣にある、クライミングジムが！！

見て下さいよッ！

効果音書かなくても音が表現できそうですよね！？

ドーーーーン！

・・・・・ッて！ね？わかりますか？

この一風変わった建物は、宮城県名取市にあるクライミング＆ボルダリングジムの“コーティ”さんです。

ご興味のある方は下記ホームページから覗いてみて下さい！

クライミングジム　コーティ

平日の朝こっぱやく来て見たのですが、どうやら先客がすでに居るようですね！

さっそく中へ突撃してみますねッ！

ニボシを堪能するぞ！“ごくにぼ”に挑戦ッ！

まずは消毒用噴霧器がお出迎えです！

手のひらを入れると自動で『シュッ！！』ッていうタイプ！

コレ非接触でいいですよね～。

入口を入ると小さな小部屋になっており、そこで食券を購入。

今日はあらかじめニボシの洗礼を受けたくて来たわけで！

たっぷりとニボシを堪能したいわけで！

他のボタンには目もくれずに、『ごくにぼ』（930円）をぺちん！

この時点ですでにひるんでいる事にお気付きかもしれませんが・・・

ニボシのえぐみ・酸味を想像すると・・・

（大）1，030円はちょっとデンジャラスかなぁ～ッてね（汗）！！

ひるんじゃいましたね！

ごめんなさい！

あっさりやこく煮干し、あっこく麺やこく煮干し限定にぼめしセットとか、色々おいしそだなぁ～・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・あっこく麺ッてナニ～～～ッ！？

危ないあぶない！

うっかりスルーしてしまうところでしたよ！

あっこく麺をネット検索してみました！

そうしたら！長尾中華そばさんのサイトに書いてありましたね～！

『あっこく』とは、長尾中華そばにある、“あっさり”味と“こく煮干し”味のスープを合わせていいとこ取りをしたもの。

津軽煮干しがふんだんに使用されているらしい・・・と、書いてあった。

長尾中華そばさんの造語なのかな？

食券を購入し、扉を開けるといよいよ店内へ！

コロナ対策もバッチリ！

『いらっしゃいませーーーーーッ！お好きな席へどうぞ～～～！』

厨房でおじさん（店主？）と、ホールに女性スタッフの2名体制でお出迎え。

カウンター席が5席と、奥に4人用座席が2卓、6人くらい座れるテーブル席が2卓の配置。

すでに4人のお客さんが煮干しらーめんを喰らっている！

みんな、らーめんが好きなんだな～。

ボクも、実は昨晩もらーめんを食べたばかり、からの！早朝らーめんなのだ。

飽きることはないのである。

さかなクンも言っていた。

お魚のことを知るたびに感動するので、飽きるわけがないです・・・・と。

そんな、さかなクン。

中学生のときに『水槽』があるもんだと思い込み、吹奏楽部に入部したらしい。

ホント～？自分で言ってたよ！

コロナ対策として仕切り版がしっかり固定されているカウンター席へ着座。

店員さんもしっかりとマスクをしてますね！

女性スタッフさんに食券を渡し、あとは座して待つのみ！

見た目はガッツリ濃厚！でもでもッ！？

『お待たせしました～！』

早い！

待つこと5分！！

携帯アプリで『キングダム』を読んでいたボク。

秦の怪鳥、王騎（おうき）と趙の総大将龐煖（ほうけん）が馬陽の戦いで一騎打ちを繰り広げている最中に来たッ！

腹をすかせたボクの胃袋にとっては予想外に早かった援軍だ！

ボクはふたりの決着を見る事なく携帯を置き、『ごくにぼ』との一騎打ちに臨んだ。

おおぉ～！！

見て下さいコレ！！

スープという大海を泳ぎ回るように煮干し達が飛び跳ねてるじゃないですか～ッ！！

・・・・ん？

煮干しが海を泳ぐッてなんか変じゃない？

そうか。

『煮干し』は“魚介類を煮て干したもの”の事なので、一般的な煮干しと言えば『カタクチイワシ』になるのかな？

長尾中華そばさんでは、全国各地から厳選した煮干しを集めているそうでして、独自であみ出した割合と配合、時間で絶妙に出汁をとっているそうです。

丼ぶり中央には存在感たっぷりのチャーシューが2枚ドーーーン！

ネギと、これまたよく漬けてあるメンマでいろどりも鮮やか！

チャーシューには煮干しのペーストがさらりとかけられてますね！

少し小ぶりの器にもかかわらず、ズッシリと重厚感がある！

そしてそして！

この濃い～色した濃厚そうなスープ！！

たっぷり煮干し入ってます！

スープが語りかけて来るようです。

それでは！

いっただきまーす！！

まずはスープから！

・・・・・・・ん？

・・・・・・・お？

あれ？

想像していたよりもサッパリしているッ！

『ごくにぼ』という名前からも、スープの色からも、もっとえぐみ・酸味があって食べた後に『ぐわぁ～！朝からヘビーだったぜッ！』・・・と、なるかと思いきや。

えぐみ、酸味はほとんどと言っていいほど感じられない！

香りも良い！

煮干し出汁に抵抗のある人でも、全然問題ないよコレなら！！

コレなら（大）でもぺろりといけちゃいそうですよっ！

驚きました。

麺は極太麺ちぢれ麺ですね！

スープがしっかり絡まっているのが伺えます！

コレは期待大！

それーーーツ！

うんうん。

思ったよりも麺は柔らかめです。

ふわふわ感すら感じられる。

朝らーにはこれくらいの柔らかい麺の方がボク個人的には丁度いいと思います。

硬めがお好きな方には物足りないかもしれないので、オーダー時に麺カタでと言ったほうがいいですね！

キングダムを読んでいたので忘れていましたが、今更になって調味料チェックです！

おッ！！

やったね相棒！

七味がしっかり備わっております。

一味と、ブラックペッパー、味変用にめんタレまでも用意されてますね！

竹の割りばしが個人的にとっても好きです！

今回の一騎打ち、ボクの完全勝利ッて事で勝負あり！！

スープも飲み干し、完食です！

まとめ

創業が平成16年の長尾中華そばさん。

2022年の今、平成にすると34年なので実に18年もの間、味にこだわり素材にこだわり試行錯誤を重ねて麺つくりに励まれているのであると、ホームページを拝見して感じました。

念願叶ってらーめん店を開業しても、開業+
それだけらーめん店を経営していくのはとても難しい事なのです。

そんな中、18年間も経営が続いているのは、やはり『おいしい』という理由が一番大きいのでしょう。

ＳＮＳの普及で誰もが気軽にらーめん店の評価を投稿、それを誰もが閲覧できるという時代。

少しでも悪い印象をお客に持たれると、それは『口コミ』として全国に拡散され、初めて訪れようとするお客さんの選択肢から外れてしまうこともあるでしょう。

青森県青森市に本店をおき、店舗数は7店舗。

29歳で開業された店主さんの並々ならぬ努力が伺えますね！

一切の妥協を許さない、丁寧な下ごしらえとじっくり時間をかけて作り上げていると、スープを一口すすった時に感じました。

必ずまた来たいと思います！

ごちそうさまでしたッ！！

店舗情報